
ロスカットとは?
FXを行う上で、リスクは避けては通れません。
為替レートの値動きは、判断する材料こそあれ、それを完璧に読む事は誰にもできません。よって、確実に上向きになるというタイミングはわからないのです。
ですので、FXで少しでも利益を得る可能性を高めるには、ロスカットなどのようなリスク管理が必要となります。
ロスカットとは、損失が一定以上の水準に達した場合に、自動的にポジションをたたみ、決済するシステムの事です。自動的に損切りを行うという事です。
全ての証券会社が採用している訳ではありませんが、多くのFX取引会社はこのシステムを採用しています。それが、ロスカットの重要性を物語っているといっても良いでしょう。
ロスカットが行われる損失の水準は、各会社によって違います。大体証拠金の30%というところが多いようですね。
中には、自分で選択できるところもあります。ロスカットの重要性は、実際に取引を行ったらすぐに理解できると思います。
人間は欲深い生き物だという事がわかります。
例えば、1ドル=100円で購入し、その後105円にまで円安が進んだとします。そうすると、もう少し上がるのを待とうという心理が働き、ポジションを維持します。
しかしその後急激な円高が進み、一気に98円まで値を下げたとしましょう。そうなると、また105円まで上がるんじゃないか、という気持ちが発生し、そのまま97円、96円とじりじりレートが落ちても維持したまま夢を見続けてしまう事になります。
これを防ぐのが、ロスカットの役目です。人の欲望はなかなか制御できません。
特に一度プラスに転じている場合、いつかまた同じようになるという気持ちがどうしても捨てきれません。FXにおいては、それが命取りになります。
ロスカットは、そういった人間の持つ欲望を機械的に遮断してくれるのです。
FXは、10回の取引で1回大損してしまうと、他の取引が全てプラスであっても補填しきれない、という可能性を秘めています。大きな額を扱うというのは、そういうリスクがあるということです。
それを回避する為にも、ロスカットは必要なのです。